やどり木はぽっかぽかでした!

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最近の心に厳しい時間の中で、

こんな時こそ気付かせてもらえることもあるんだと

強く思った昨日でした。


お店を開けるまでは、

料理に専念するようにだけしていたものの、

笑ってお客様をお迎えできるものだろうかと

不安な気持ちが隣合わせでした。


そんな気持ちを察する何かがあるのか、

まだ準備中の中ではありましたが、

「これから出掛けるところなんだけど、後で戻ってくるから。行ってきます。」

とわざわざ一言立ち寄ってくださるお客様や、

既にお店に来店してくださり、

私が今向かい合っていることと同じことについて

ご自身の昔のお話しを聞かせてくださり、

きっと良くなるからと希望を分けてくださるお客様も。


ある方は、

お帰りの際、

「このお店は、みんなに愛され、みんなの生活の糧になっているお店だよ。みんなが応援しているから。」と、

温かい手で私の手も心も温めてくださいました。


本当にありがたいことに

カウンターは月曜にも関わらず、

常に満席のような状態で、

楽しいお話があちらからもこちらからも聞こえてきて、

私も久しぶりに大笑いしていることに後で気付きました。


お店の最後、

常連様であり、やどり木にはなくてはならない方々が、

私を囲み、

遅い時間にも関わらず大切な時間を割き、

私のために、共に悩み、優しくて温かい言葉を掛けてくださいました。


昨日ほど、

お店を始めた自分の決断は決して間違ってなかった、やどり木を始めて本当によかった、

そう強く思った日もなかったように思います。


こんな時ではありますが、

逆にこんな時だからこそ気付かせてもらった、

人の優しさ、温かさのおかげの気付きでした。


皆さま、本当にありがとうございます。

お陰さまで、帰り道、

半袖で走って帰れるのではと思うほどに、

心も体もぽっかぽかでした!